漂流記の魅力 (新潮新書) epubダウンロード

漂流記の魅力 (新潮新書)

吉村 昭 / 本

漂流記の魅力 (新潮新書) epubダウンロード - 吉村 昭による漂流記の魅力 (新潮新書)は新潮社 (2003/4/10)によって公開されました。 これには338ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、12人の読者から4.6の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

漂流記の魅力 (新潮新書) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、漂流記の魅力 (新潮新書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 漂流記の魅力 (新潮新書)
作者 : 吉村 昭
ISBN-104106100029
発売日2003/4/10
カテゴリー本
ファイルサイズ23.44 (現在のサーバー速度は26.29 Mbpsです
漂流記の魅力 (新潮新書) epubダウンロード - 内容紹介 日本にはイギリスの海洋文学にあたるものがない、といわれてきたが、江戸時代に漂流して帰還した者たちから聴取した、何作もの「漂流記」こそ、日本独自の海洋文学ではないのか。ここに、1793年、奥州石巻を出港し、難破してロシア極東沿岸に漂着した「若宮丸」の漂流聞書き『環海異聞』がある。極寒の辛苦に耐えてロシアに10年、生き残った津太夫ら四人の水夫は、鎖国日本へ開港を促すロシアの使節船に乗船し、日本人初の世界一周の旅に出る。夢に何度も見た故国の地を踏んだ彼らを待っていたのは、厳しい取り調べだった。しかし、彼らは『環海異聞』という貴重な証言を残してくれた……。 これまで、六篇の「漂流小説」を書いてきた私(著者)は石巻に赴き、200年前、「若宮丸」が出発したかもしれない港を遠望する高台に立ち、深い感慨にふけるのである。 内容(「BOOK」データベースより) 日本には海洋文学が存在しないと言われるが、それは違っている。例えば―寛政五(一七九三)年、遭難しロシア領に漂着した若宮丸の場合。辛苦の十年の後、津太夫ら四人の水主はロシア船に乗って、日本人初の世界一周の果て故国に帰還。その四人から聴取した記録が『環海異聞』である。こうした漂流記こそが日本独自の海洋文学であり魅力的なドラマの宝庫なのだ。 商品の説明をすべて表示する
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江戸時代、荷を積んで沿岸を航行していた船が暴風雨に遭遇し、沈没は免れたものの舵や帆を失い流されるだけとなる事故が少なからずあった。こうなると乗組員はひたすら船の上で耐え、どこかの島に流れ着くのを待つのみとなる。多くはそのまま死を迎えるのだが、ごくまれに異国の地にたどりつき、さらには運良く日本に帰還するというケースもあった。鎖国中ゆえ異国に行くことは大罪とされていたことから、帰還者は厳しい取り調べを受ける。また異国の情報を持ち帰ったことから、学者が詳しく聴き取りを行うこともあった。吉村昭は20代の頃からそうした記録に興味を持ち、漂流した人々を主人公に据えた作品を(本作品を入れて)7作残している。本書は、吉村昭最後の「漂流もの」であり、“これまでの一応の総決算として漂流そのものについて書いた”(本書あとがき)ものである。新書ということで序盤は解説スタイルだが、第2章以降では、実際に起こった壮大な漂流事件を取り上げていて、他の作品と同様「漂流もの」の面白さを味わえる1冊となっている。

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