劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書)
柿沼 陽平 / 本
劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書) pdfダウンロード - 柿沼 陽平による劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書)は文藝春秋 (2018/5/18)によって公開されました。 これには369ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、13人の読者から4.2の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書) の詳細
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タイトル : 劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書)
作者 : 柿沼 陽平
ISBN-104166611712
発売日2018/5/18
カテゴリー本
ファイル名 : 劉備と諸葛亮-カネ勘定の-三国志-文春新書.pdf
ファイルサイズ20.82 (現在のサーバー速度は29.41 Mbpsです
劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 (文春新書) pdfダウンロード - 内容紹介 三国志の英雄は全員悪人!? 気鋭の歴史学者が歴史学の知見をふまえて、これまでの常識をくつがえす! 小説、映画、マンガ、ゲームを通じて幅広い世代に受け入れられている三国志。 多くの場合、主人公は劉備で、きまって「つねに民を思いやる仁君」として描かれる。 その脇には彼を支え続けた天才的軍師、諸葛孔明がひかえている。 ところが歴史学の手法を駆使すると、まったく違う姿が浮かびあがる。 本書で示される驚愕の事実とは・・・ ・劉備は競馬好き、学歴詐称で、親不孝なボンボン。 ・劉備はヒゲがないことがコンプレックスだった。 ・諸葛亮は軍略をたてるのが苦手。 ・関羽・張飛は劉備にカネでスカウトされた。 物語では美化されてきた二人だが、彼らの家柄や「財布の中身」に着目すると、本当の姿が見えてくる。 また本書では他の群雄にもスポットをあてている。 ・呂布の赤兎馬はポニーなみに小さかった ・三国志の英雄たちはいつも資金繰りに悩んでいた ・董卓は暴君だったのか? ・袁術、袁紹の「二袁児」は声望を集めながら、滅びたのはなぜか? ・曹操はどのようにして財源を確保したのか? あなたの知らない「三国志」がここにある! 内容(「BOOK」データベースより) 三国志に登場する劉備といえば民おもいの名君で、諸葛亮は天才軍師…ところが最新の研究では、こうした「常識」に疑問が生じている。本書では単なる物語ではなく、史実にもとづき、さらには彼らのカネの動きを追うことで、英雄たちの実像にせまる。あなたの知らない三国志がここにある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柿沼/陽平 帝京大学文学部准教授。1980年生まれ。2009年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。おもに中国古代史(とくに経済史、貨幣史)を研究している。日本泰漢史学会理事、中国出土資料学会理事、中国中古史青年学者聯誼会理事、三国志学会評議員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
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広く人口に膾炙した劉備や諸葛孔明の人物像を蜀の財政や経済面を通じて捉え直そうとするのが本作。圧倒的な力を持つ魏に対抗するため、蜀では極端な軍国主義が取られたという。そこから、後世名君・名宰相と称えられる劉備、諸葛孔明の治世も領民には厳しい環境だったのではないかとする。紀元3世紀に活躍した英雄伝中の人物像を限られた材料で多面的に浮かび上がらせるのはもとより困難だが、あくまで一つの想像として、自分は楽しんで読めた。ただ、最後に声なき民衆の苦しみに想いを寄せるところなど、所々に取ってつけたような記述がある。地図や系図が掲載されており、位置関係や血縁関係が理解しやすいのは良い。蜀だけでなく、魏や呉にスポットを当てた続編も読んでみたい。
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