ニアリーイコール (ディアプラス文庫)本無料ダウンロード

ニアリーイコール (ディアプラス文庫)

凪良 ゆう / 本

ニアリーイコール (ディアプラス文庫)本無料ダウンロード - 凪良 ゆうによるニアリーイコール (ディアプラス文庫)は新書館 (2015/8/10)によって公開されました。 これには265ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、15人の読者から4.6の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

ニアリーイコール (ディアプラス文庫) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、ニアリーイコール (ディアプラス文庫)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : ニアリーイコール (ディアプラス文庫)
作者 : 凪良 ゆう
ISBN-104403523854
発売日2015/8/10
カテゴリー本
ファイルサイズ21.24 (現在のサーバー速度は26.46 Mbpsです
ニアリーイコール (ディアプラス文庫)本無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 幼い頃に両親を亡くし孤独のなかで生きてきた仁居は、高校時代はじめての恋に溺れ、その一途さゆえに相手を追いつめ捨てられてしまう。以来十年、人を愛することに臆病になっていた仁居は、ある日、元同僚の国立と出会う。人懐っこく優しい国立は独りきりの仁居の生活にするりと入り込み、心をひどく波立たせた。自分の重すぎる愛情で大切な人を失う恐怖に、国立から距離を置こうとする仁居だが…。
カテゴリー:
ニアリーイコール (ディアプラス文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
いわゆる濃厚な性描写は出てこないのに、下手に濃厚なそれが入っている物語より、読了後本当に幸せな気持ちになります。きっと、誰しも仁居のように、10代の頃、誰かが発した心ない一言や態度がサクッと胸を刺し、それがいつまでも心にくすぶっていることってあると思います。私はあります。もう乗り越えているはずなのに、そこの部分がまた傷つかないように皮膚が硬くなるみたいに何重にも重なって、引きつる。そこを補った分他の部分が何か足りなくなってって、年月が立つと気付かないうちにそれが生活の一部で人格の一部になってしまうような。そんな弱い部分を大丈夫だよって優しく撫でてくれる、トラウマをもった国立。お互いに足りてる部分と足りてない部分が、歪なパズルのピースがぴったり合うみたいに自然にハマってく。傷ついた経験があったからこそ2人がぴったりハマっていくのは、また皮肉ではあるんですけどね。登場人物は傷ついた悲劇のヒロインっぽく描かれていないところがまた好印象。猫を拾ってからのくだりは物語に絶対必要なものでした。仔猫のニーニと幼かった仁居が重なって見えたからです。脆くてすぐ死んでしまう排泄も自分でできない仔猫と、幼稚園の頃から愛情に飢え脆い心を持った仁居。猫の成長と主人公の成長が重なって見えました。プロローグで出てきた佐田も、若くて彼の気持ちに正直でした。「自分に支えていける力量がなかっただけなのに、それを相手のせいにしてしまった」と後で佐田が10年も反省している描写もあってよかった。佐田、幸せになって欲しい。主人公も、「佐田は大人だと思ってたけど実はまだまだ子供だったんだな」と当時の佐田の事も理解して許してあげられる描写があってよかったなと思いました。こういう、生きていくのがヘタクソで歪で不完全で、痛いところをお互い補っていく2人でひとつなカップルの話が好きです。読んでいくうちに、私自身の心も軽くなって開放されていきました。ゆっくり、でも丁寧に登場人物の心理的成長や人に恋する気持ちが描かれていて、読むと心が豊かになった気になれます。もうずっといろんな本を読み漁っているのに、久しぶりにあ〜読書っていいなと思いました。

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